Gallery 81
　撮影日：2006,08,06　　　撮影場所：不忍池浴衣撮影会（全東京写真連盟）

1：顔のスポット測光のため、日向部分が飛んでしまいました。　2：手の位置が高かったか。もう少し低いと優しげになったかな。奥行き出すための柵がちょっと変。。　　　田邊さとさん		1：傘でうるさい背景を完全に遮断。レタッチでトーンを落としたがもう少しおとなしい調子で撮れれば。　2：背景の提灯を入れつつ、手前の柳と格闘。羽華さんご協力ありがとう。　　川崎羽華さん
空に目線をはずした瞬間捕らえてみました。浴衣の柄にピントがあったか・・。　　唯川明日香さん	1：陰で、青と赤のコントラストを重視した。大きな目で覗き込んだようにしてもらった　2：傘を背景に見返りのところを。全体に赤みがかっているところの統一感が。　　3：予定していた露出からふと、傘が下がってしまったので浴衣が飛んでしまった。まぁ全体的にハイキーに赤が映える感じになったが。　　はなえさん
1：よ！　その１。　実はおつかれさまの開放感があるのです。　2：振り袖でないので若干中途半端だが。大きな童女！？　 3：見返りの全身を入れるため、斜めに。同様のカットから、かかとの上がったこれを選んだ。歩いていなけど、歩いている最中に振り返ったようなストーリーを作り出せる。　 4：よっ！　その２。　今にも前にのめりそうな動きを感じられるいい瞬間を切り取れた。　　　岡田紗奈さん
遊ぶの好きな彼女が用意してくれた風車。同様のカット３枚から　5：アップで、風車に口付けているこれはポートレート的には○　6：風車を吹く瞬間の状況を、全身で捕らえたこのカットも○　7：偶然の色ぽい表情に、崩した脚、両手で持った風車。全体がとても色っぽいモノとしてまとまった◎　さて皆さんならどれ？　8：状況としては艶っぽいのですが明るすぎで。シンクロさせてみましたがかえって変か？
レフの入り方が遺憾だがまぁこんなモノかな。傘の被りは赤ならマシなのだが。　五十嵐恵さん	見返りのポーズ。落ち着いた色合いと　あら？といった全体の表情がまとまる。　　藤崎涼子さん

新人紹介と今回、２度使われるこの会場。撮影する場所が通路であるので、狭く平坦であり変化が付けにくい、私にとって苦手な会場です。
いつもの調子で、ぶらぶらとあちらの撮影隊、こちらの撮影隊と移動をしますとどうしても正面と思われる、正統派のポジションは既に満杯。
見返りのポーズが多いのは、私の好みもあるのですが、そう言った撮影スタイルから出来上がってしまった必然なのかも知れません。
前回の、横浜では岡田さんを撮り過ぎ、その反省から今回は多くの時間を他のモデルさんに割いたつもりです。ただ、割合として面識のある岡田さんのヒット率が高くなっていますね。その辺は致し方のないところでしょうか。
浴衣（和服）という変化の付けにくい（と思いこんでいる）、衣装を撮影して、浴衣を含めずに、ワンパターンということに対して、漠然とした不安を明確に意識するようになりました。
おそらく、私の撮影に対する意識が、ワンパターンであることの結果からではないかと思います。
モデルを見る目、表情・ポーズを決める瞬間、シャッターを切ろうとする瞬間、撮ったコマを選ぶ際、全てに一定の私の撮影に対する主観が入っています。それを変えてしまったら、私ではならなくなるのかも知れません。ただ、それに飽きてしまっているような、違和感すら感じている自分がいます。
な〜んでしょうかねぇ。
撮影スタイルってかえられるのだろうか。所詮趣味の私に、ブレイクスルーする必要があるのだろうか。
そんなことを思いつつ、今回のまとめをしました。

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